わたしたちのMVVに込めた想い

[Date]2025.06.09  [Category]ブログ

皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?『元気な畑のごちそう』株式会社カネエイ 代表取締役の市川義人です。
いつもカネエイのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、わたしたちが大切にしている「ミッション(使命)」「ビジョン(目指す姿)」「バリュー(価値観)」、通称MVVについて、その裏側にあるストーリーをお話ししたいと思います。

 

なぜ、青果業界よりもIT業界を参考にしたのか?

 

MVVを策定する際、わたしたちは驚くほど、従来の青果業界の枠にとらわれませんでした。むしろ、青果業界の常識を超えていこう!と。
そこで積極的に参考にしていたのは、スピードと革新が求められるIT業界の企業理念や行動指針です。

「え、どうして?」と思われるかもしれませんね。

青果業界には、古くからの商習慣や固定観念が根強く残っています。しかし、わたしたちはそこに安住せず、「もっとできることがあるはずだ」という強い想いを持っていました。
IT業界が常に変化を追求し、顧客の課題をテクノロジーで解決していく姿勢は、私たちにとって大きなヒントになったのです。

 

顧客に寄り添い、ソリューションを提供する「共通の答え」

 

先進的な企業がそうであるように、「顧客に寄り添い、最適なソリューションを提供すること」を真摯に追求すれば、業種を問わず、目指すべき姿は似てくるものだと実感しています。

わたしたちのMVVにある「作る人と食べる人の架け橋となる」「農家と消費者の笑顔を作るコーディネーターになる」「生産環境と青果流通にまつわる課題に対して、ソリューションを提示していく」といった言葉は、まさにその現れです。
これは、単に美味しい野菜を届けるだけでなく、農家さんの困りごとを解決し、消費者の方々が安心して豊かな食生活を送れるよう、あらゆる面でサポートしていく、というわたしたちの決意です。

IT企業が顧客の課題をシステムで解決するように、わたしたちは青果を通じて食の課題を解決する存在でありたいと考えています。

 

「なるべく疲弊しない、疲弊させない」に込めた願い

 

わたしたちのバリューの一つに「なるべく疲弊しない、疲弊させない」という言葉があります。一見すると、少し変わった表現に聞こえるかもしれません。
しかし、ここにはわたしたちが仕事に取り組む上で非常に大切にしている哲学が込められています。

このバリューは、「肉体的・精神的に疲弊した状態では、決して良い仕事はできない」という考えから生まれました。働く人々が疲弊してしまうと、創造性や生産性は低下し、結果として顧客への価値提供も難しくなります。
だからこそ、わたしたち自身が無理なく、健康的に働き続けられるよう努めるべきだと考えています。(といいつつ、繁忙期は残業や休日出勤をお願いすることがあります…)

もちろん、これは「面倒な仕事を誰かに押し付ける」という意味ではありません。責任を放棄するのではなく、業務効率の改善や、より良いプロセスの導入を通じて、不必要な負担を排除していくことを目指しています。

そして、この「疲弊しない、疲弊させない」という考えは、わたしたちの内部だけでなく、わたしたちと関わるすべての人々、すなわち農家さん、取引先、そして消費者の方々にも向けられています。 わたしたちの事業を通じて、関係する皆さんができるだけ幸せであってほしい。そんな願いが、このバリューの根底には流れています。

 

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まとめ

 

わたしたちのMVVは、青果業界の未来を切り拓くための羅針盤です。先進的な思考を取り入れつつ、食の安全と豊かさ、そして関わるすべての人々が笑顔でいられるように。

そのために「元気な畑のごちそう」は、これからも挑戦し続けます。

 

これからも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。