販売担当の男性従業員が、育児休暇をとりました。

[Date]2022.03.10  [Category]ブログ

カネエイ販売員の明神です。
気温が上がったり下がったりして、過ごしにくい毎日ですが、風邪などひかれていませんでしょうか?
私はというと、今年も花粉症の症状が出始めて、鼻が詰まった状態で日々過ごしています。
もういっそ、早く夏になってほしいです。


さて、弊社では日ごろから、有給消化100%推奨、育児休暇取得推進、コロナワクチン特別休暇など、従業員が休暇を取りやすい取り組みを進めています。


今回はその中から、育児休暇について触れたいと思います。


私事ではありますが、1月末に妻が第3子を出産。
「妻の産前産後に伴う育児休暇」
として、2月中旬に休暇をいただきました。

厚生労働省のデータによると、日本における男性の育児休暇取得率は

2010年に1.4%⇒2016年に3.2%⇒2018年に6.2%⇒2020年には12.7%

と、
近年の「働き方改革」や、メディアでのいわゆる「イクメン」のピックアップなども後押しに、年々取得率が上がっているようですね。

日本は世界的に見ても、育児休暇に対する給付金などの制度が、充実している国でもあります。

 

しかし、過去に比べて育児休暇をとる男性が増えたとはいえ、他国の男性に比べて非常に少ないのも事実。

なぜこのような低水準で推移してしまうのでしょうか。

 

同じく厚生労働省調べでの、男性の育児休暇取得率が伸び悩む理由は主に以下の通り

・業務が忙しく、人手不足である、自分にしかできない仕事や、担当している業務がある

・会社側で育児休暇制度が整備されていなかった

・職場が育児休暇を取得できる雰囲気でない

・今後のキャリア形成や昇給に悪影響があるのでは?との懸念

などなど。


うんうんと頷いてしまいそうになりますが、半分は気のせいだと思いますし、半分は所属する職場の問題のようにも思えます。

弊社の場合、私が育児休暇を取るにあたり、休暇中に連絡がつながらないことを前提に、次の内容で引継ぎをお願いしました。

・休暇中、現在私が担っている業務を分解し、他のメンバーに依頼。取引先各社にも長期休みであることを徹底周知し、業務代行者の連絡先を伝達。

・休暇に入る前段階から、常用資料の共有、業務の進捗などをこまめに報告。

・事前に終わらせられる業務は、休暇中の分も終わらせておく。

 

実際これで、休暇中の1週間、職場や取引先などからの連絡はほとんどなく、家事・育児に専念できました。

 

さて、では具体的に自分は育児休暇の1週間、何をしていたのか?

レポートをしたいと思います。

 

 

①徹底的に家中を整理!!

赤ちゃん用品は、とにかく種類と量が多いです。

大量のおむつ、大量のミルク、大量の着替え、大量のタオル・・・。挙げればきりがありません。

これだけでもちょっとした箪笥が埋まってしまします。

とにかくこれらを一括に収納し、「赤ちゃんの物入れ」を確保しなければならない。

不必要なものをピックアップし、徹底的に断捨離。

結果↓のように押し入れひとつ確保し、赤ちゃん用品を入れる場所を作ることができました。

②猫の居住環境整備

我が家は猫を2匹飼っているのですが、新しい家族が増えたことにより、ものすごくご機嫌ナナメ。

そこで、彼らのくつろげるスペース確保と、ストレス緩和のためにおもちゃを揃えたり、トイレを増設したり・・・。

今でもたまに不服そうにしていますが、だいぶ落ち着いてくれています。

③各方面の手続き、お付き合い関係

人が産まれると、こうも書類が多いものかというほど書き物があります。

出生届、社会保険がらみ、予防接種の予約、生命保険の手続き・・・。

また、有難いことにたくさんの方々から、出産祝いをいただき、そのお返しを考えたり、注文したり、配ったり。

親戚や古くから付き合いのある知人たちに、連絡をしたり。

これから生きていく我が子を、見守ってくれる人々にご挨拶はしっかりしておかないと!

 

④掃除・洗濯・料理。赤ちゃんのオムツ替え、ミルク、沐浴。長女・次女との時間をたっぷりとる。

末っ子の夜泣きや母乳の要求などなど、やはり母親の負担は大きいもので、休暇中は妻を少しでもやすませようと、できることはしました。

またこの春、長女が小学生になることもあり、職場の先輩・後輩に手伝っていただいて、学習机を搬入。
これを機に、今まで寝室として利用していた部屋を、完全に子供部屋にすべく大かたづけ。2段ベッドと、おもちゃ箱、学習机を配置して、不要なラックなどを撤去し、子供たちが過ごしやすい環境をできる範囲で作りました。

娘たちも喜んでくれて、出来上がった子供部屋で一緒に遊んだりして過ごす時間を、できるだけとるよう努めました。

   

 

探せば探すほどすることは山ほどあり、正直1週間では足りなかったくらいですが、おかげさまで家の中は片付き、家族と色んな事が出来ました。

とにかく気を付けたのは

「産後の妻にゆったりすごしてもらうこと」

「子供たちに喜んでもらうこと」

「家族がのびのび過ごせること」

この3点です。

 

 

この記事を読んでらっしゃる方の中で、奥さんが出産を控えている方がいらっしゃれば、ぜひ育児休暇を取ってみてください。

この記事を読んでらっしゃる方の中で、職場にそのような方がいる場合、ぜひ育児休暇取得をすすめてあげてください。


お金を稼ぐ以外でも、家族のためになることは、沢山あると思います。

「育児に参加しましょう!」

なんて、イベント扱いしたこと言わないで、これが自然なことになっていくことを願うばかりです。


それではまた、次の機会にお会いしましょう。

今後とも、元気な畑のごちそうを、よろしくお願いします。